江島神社で12月1日、来年の干支にちなみ、トラを描いた大きな絵馬のお披露目式が行われた。
子どもの健やかな成長を祈る思い
絵馬は高さ2・6m、横幅2・5m。同神社の美術顧問を務める日本画家の片岡華陽さんが手がけ、3人の稚児がトラを持ち上げている様子が丸みのあるタッチで描かれている。トラは親子の愛情が深い動物といういわれがあることから、子どもの健やかな成長を祈る思いが込められた。
2021年1月中旬まで
12月2日から、参道の石段中腹の踊り場に飾られ、2021年1月15日ごろに境内に移される。相原圀彦宮司は「来年はトラの勢いを借りて、たくさんの人が江の島を訪れてくれることに期待したい」と話した。