小田急線東海大学前駅北口(秦野市)で工事が進められてきた駅前整備の一部が完成しました。エレベーターと上りエスカレーターの供用が12月25日に開始されます。
東海大学前駅北口の整備は2018年度から計画が始まり2020年度に工事が始まりました。事業費はおよそ3億1000万円。エレベーターとエスカレーターが先行して完成し、12月25日(土)午前10時から完成記念式典が行われた後、正午から一般に供用が開始されます。乗り降り口の前には自動車用のロータリーも整備されますが、完成は2022年2月末ごろになります。ロータリーには植栽なども施されるという事です。
東海大学前駅では西側に隣接する形で踏切があり、これまで線路の北側の市民が同駅を利用するため徒歩で踏切を渡ることが多くボトルネックの状態となっていました。そのため踏切道改良促進法による法指定を受け、整備を行うこととなりました。
今回北口を整備することで歩行者の動線を北口に導き、そうした状況の改善を図る。秦野市ではさらに西側の歩道の整備を進め、利用者の安全を確保していくそうです。