令和はシュウマイの時代!その中心は横浜!と断言するシュウマイ研究家が、横浜から「シュウマイ愛」を叫び(語り)ます。あなたの中で閉ざされた「シュウマイ愛」の扉が開くかも?
いよいよ12月15日発売の『シュウマイの本』。制作も佳境に入り、私も情報の確認など最終作業に追われています。本書ではシュウマイの歴史を可能な限り詳しく記したく、シュウマイを出すお店や企業の創業などをまとめた「シュウマイ年表」を入れています。その情報チェックが想像以上に大変で…自分の首を絞めていますが、シュウマイの歴史的変遷に興味ある方は、資料としてぜひご購入を。
さて、本書には「居酒屋系シュウマイ=シュウマイ酒場」の元祖の一つと言える、現在も東京・早稲田にある「源兵衛」にも触れています。1926年(昭和元年)創業。その味の確認のためにお店に伺ったところ、シュウマイは二代目から始めたようで、そのきっかけは、嫁いだ奥様の出身が横浜だったとの情報が!本書では、日本のシュウマイが横浜中華街から広がっていることにも触れていますが、まさかシュウマイ酒場にも影響しているとは。改めて横浜はシュウマイの街だと感じた次第です。
ちなみに源兵衛は、今日のシュウマイブーム?を牽引する「シュウマイ第七世代」の先駆者である、渋谷「焼売酒場小川」にも影響を与えています。小川の前身の店のオーナーが源兵衛のシュウマイの味が忘れられず、看板メニューに加え、それが小川にも引き継がれているそうです。
横浜から育まれたシュウマイのバトンは、今日の「シュウマイ酒場」にも、受け継がれているのです。