動画「シネマティック・モトスミヨシ」
ナレーションも字幕も入れない商店街の紹介動画「シネマティック・モトスミヨシ」が2022年1月から公開され、話題を呼んでいる。
モトスミ・ブレーメン通り商店街青年部部長の松本真徳さん(35)がプロボクサー時代のリングネーム「ひまわり真」の名で撮影・編集。「情報があふれている時代。あえてイメージだけの映像で商店街の魅力を伝えたかった」と話す。
朝や夜の商店街の風景、古くからある店や人物に焦点を当てた映像は、アングルを工夫して日常を映画の一場面のように切り取る。これまでに酒店の宇野商店、スーパーのえばらや、そば店の富士見庵を愛用のミラーレス一眼レフカメラを使い、1動画5分〜10分で撮影。見る人に飽きられないように1分程度に編集した。創業50年以上の店に立つ個性的な店主たちの笑顔は、撮影者が同じ商店街の仲間だからこそ見せる表情だ。
動画は同青年部のツイッターなど公式SNSで発信中。「取り上げてほしい商店街の人のリクエストも募っている」と松本さん。今後は週1回を目標に動画をアップしていくという。