武蔵小杉東急スクエアは2022年1月25日、生理用品を無償で取り出せる装置を女子トイレに設置した。オイテル(株)(東京都)と連携したサービス。
4、5階の個室トイレに、オイテルのデジタルサイネージ付き専用装置を計7台導入。利用者はあらかじめ、スマートフォンに無料の専用アプリをダウンロードし、装置の近くで起動させるとナプキン1枚が出てくる。サイネージに流れる広告収入で、継続的な無償配布を実現できる仕組み。同施設の担当者は「お立ち寄りの際にぜひ利用してもらえれば」と話している。
川崎市内各所でも
経済的な理由などで生理用品を入手できない「生理の貧困」がコロナ禍で浮き彫りになり、川崎市内でも無償提供サービスが拡大。幸区役所と市立看護短期大学でも同装置が運用されている。