ビーカー入り手作り焼きプリンで知られる「マーロウ」(横須賀市秋谷)。その人気のプリンや焼菓子を製造する新工場「MARLOWE YOKOSUKA FACTORY」が同平成町に誕生し、3月25日から稼働しています。
人気商品がどのようにして作られているのか、4月7日に行われた内覧会の様子をレポートします!
製造現場に潜入!
マーロウは横須賀市・逗子市・葉山町の店舗に加え、首都圏の百貨店や商業施設などに出店。近年はインターネット通販や横須賀市のふるさと納税の返礼品でも人気が高く、生産性向上のためこのほど製造と宅配部門を平成町に移転・集約しました。
工場に入ってまず出迎えてくれたのは、歴代のビーカーたち。まさに〝マーロウのプリン〟の顔。人気キャラクターや三浦半島の景色などさまざまなデザインが描かれ、「あ、これ持ってる!」「こんなコラボもしたのか!」など見ているだけでわくわくします。
人気商品ができるまで
白衣と帽子を身に着け、エアシャワーを通っていざ内部へ!一歩踏み入れると、マスク越しでも分かる甘い香りがふんわり漂っています。
目の前の作業台の上には、早速プリンがずらり。完成品かと思いきや、バーナーを使って1つずつ表面に焦げ目をつけていきます。こんがり色づいて、とてもおいしそう!
その奥のテーブルでは、ビーカーにカラメルやプリン液を入れる作業が行われていました。ちなみにこのカラメルも市販品のシロップではなく、グラニュー糖とバニラビーンズで一から作られています。そのおいしさに、「カラメルソースだけ売ってほしい!」という声が多く、単品で商品化されたそう。すごい!
続いて、焼菓子製造のエリアへ。ちょうど期間限定品の「抹茶と大納言のケーキ」(販売終了)を作っていました。マーロウはプリンだけでなく、パウンドケーキも人気です。2人で生地と餡を手際よく型に入れていきます。
別のオーブンでは、ビスコッティが焼かれていました。タイマーが鳴り、焼き具合を確認。こんがりいい色!香ばしいにおいがたまりません。
その後、専用の機械で個別包装。リズミカルにどんどん出来上がってきます!
手作りにこだわるマーロウ。1つひとつが丁寧に作られているからこそ、いつも安心安全で、おいしいお菓子を食べることができるんですね。
この日の内覧会には上地克明横須賀市長も訪問し、同社の白銀和馬代表取締役と「商品開発で何かできれば」とコラボにも意欲を示しており、もしかすると今後新たな商品が平成町から生まれるかもしれません。
なお、こちらの工場で現在直売はしていませんが、横須賀市内ではカフェ&レストラン秋谷本店(4/20まで臨時休業中)で購入することができます。〝Made in Yokosuka〟の味をお試しあれ!