静かな古民家に響く澄んだ音色–。都筑民家園(大棚西2)で毎週土曜日に行われている演奏会、その名も「しの笛の朝」。「伸びやかで優しい音に癒される」と同園の人気イベントになっている。
演奏するのは同園を拠点に24年間、活動している都筑しの笛の会(岡西良橘代表)。現在は40代から80代までの約15人のメンバーが日々、演奏技術を磨いている。演奏曲のレパートリーは歌謡曲から民謡までなんと300曲以上。季節や客層に合わせて披露しているという。
「しの笛といえばお囃子の賑やかなイメージが強いと思うが、表現の仕方で様々な雰囲気が出せる」と話すのは岡西代表。「実際どのような音色がするのか、是非一度聞きに来て頂ければ」と呼びかけている。
しの笛の朝は毎週土曜日午前11時30分から正午まで開催。見学無料。