三浦婦人防災クラブが「命救う術」ママ学ぶ講習会を実施

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三浦婦人防災クラブが「命救う術」ママ学ぶ講習会を実施
ダミー人形を胸骨圧迫を行う参加者

 小中学生の子どもを育てる母親らの団体「三浦市婦人防火クラブ」(山本若子会長)が9月14日、三浦消防署で救命講習会を実施した。

 発足3周年を迎えるクラブで、メンバーは年4回集まり、火災予防の知識や技術を習得・普及するなど、地域の防災意識を高めている。

 今回は14人が参加した。横須賀市消防局救急課救急指導係のスタッフ3人が、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)について、座学と実技でレクチャー。「大丈夫ですか?」とダミー人形に声を掛けながら、一定のリズムで両手を真下に押し込む胸骨圧迫、AEDの使用手順を体験した。南下浦中学校PTAのボランティアとして初参加した吉田知加さん(上宮田在住)は「ちゃんとした知識を身に付けられて自信が持てた」と感想を述べた。参加者には揃いの赤いユニフォームも支給された。

 山本会長は「過去に数回教えてもらったことがあるけれど、細かな部分は時間が経つにつれて皆忘れてしまいがち。確認作業を含めて、今後も定期的に行っていきたい」と講習会の重要性を説いた。同署の塚越克己署長は「家族はもちろん、他人も誰かにとっては大切な人。命を救う頼もしいママたちが増えることは喜ばしい」と称えた。

 次回のクラブ活動は、11月5日㈯午前に市総合防災訓練の中で防火広報を計画中だという。

 問い合わせは同クラブ事務局【電話】046・884・0122

開催日

2022年11月5日(土)
次回のクラブ活動

住所

神奈川県三浦市三浦消防署

問い合わせ

三浦市婦人防火クラブ事務局

電話

046-884-0122

046-884-0122

公開日:2022-09-28

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