ねんりんピック会場で展示「キルト」で選手にエール@横須賀市不入斗総合体育館<2022年11月13日・14日>

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ねんりんピック会場で展示「キルト」で選手にエール@横須賀市不入斗総合体育館<2022年11月13日・14日>
温かみのあるパッチワーク・キルトが参加者らを出迎える(同協会提供)

 60歳以上が出場するスポーツと文化の祭典「ねんりんピック」(全国健康福祉祭)。神奈川県では初開催となる11月12日(土)から15日(火)の期間中、県内26市町で32種目の交流大会が行われる。

 全国から集まる選手や関係者を歓迎する”おもてなし”の気持ちと大会の機運を高めようと、「ねんりんピック」をテーマに制作したパッチワーク・キルト作品が、開・閉会式会場の横浜アリーナや横須賀芸術劇場などで展示される。

1針に心込めて

 47都道府県・20政令都市(横浜/川崎/相模原除く)・33神奈川県市町村の花と、県PRキャラクター「かながわキンタロウ」があしらわれた32の競技マスコットをパッチワーク・キルトで鮮やかに再現した作品。1つ25cm四方、129にも及ぶパーツを1面につなぎ合わせた大作だ。

 手掛けたのは、おもに横須賀三浦地区で活動する「横須賀パッチワーク・キルト協会」の会員約70人。同大会の協賛イベントの位置づけで、会の作品展やイベント出展の傍ら、5年前から少しずつ取り組んできた。各自担当を決め、イラストや写真を見て、デザインや型紙を起こすところから着手。1針1針、地道に縫い進め、「花の細かさ、キャラクターの表情など苦労した分、達成感は大きい」とメンバーは笑顔を見せた。

 また、参加者への記念品として手づくりのストラップもおよそ3千個作成。大会の思い出とともに持ち帰ってもらうという。同会理事長の藤田貴世美さんは「心をこめ、時間をかけた作品でエールを送ることができれば。こうした形で横須賀代表として大会に参加できて嬉しい」と話した。

*  *  *

 横須賀市内での一般観覧は、卓球の競技会場である不入斗の市総合体育館(横須賀アリーナ)。13日(日)・14日(月)の競技開催にあわせて1階正面入り口で展示される。

開催日

2022年11月13日(日)~2022年11月14日(月)

住所

神奈川県横須賀市不入斗総合体育館

公開日:2022-11-11

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