「逗子・葉山フードドライブ食品回収まっぷ」がこのほど、完成した。
制作したのは市内で 制作したのは市内で学習支援などを行っているCoCoLoの会(吉原千草代表)。吉原さんはコロナ禍をきっかけに2021年5月、自宅にある余った食品をSNSに投稿。反響があり、フードバンクかながわの協力を得て週3回活動し、1日平均10人が利用していたという。
その後、地域の中での循環を目指そうと「逗子・葉山フードドライブ」を開始。昨年4月に地域のファミリーマートや東逗子会館など9箇所に回収ボックスを設置し、寄せられた食品を同会の無料フードコーナーに並べた。
5月にはトヨタモビリティ神奈川LOHAS逗子店も参加。神奈川トヨタグループで初めての試みという。同店によると「点検や近くを通ったお客様からお水や保存食が寄せられている。中には匿名でと30キロのお米を持ってきてくださった方もいた」という。
現在は無料フード部門を「移動式」とし、半年から1年かけて市内各地を回っていく予定。吉原さんは「私は食品を通じてもったいないをありがとうに変換する仲介役。事業を通じて、日々の困りごとを気兼ねなく相談できるつながりの輪を広げていきたい」と話した。「まっぷ」はボックスの設置場所や公共施設等に配架している。
問い合わせは吉原さん090・3816・6780