伝統行事を次代へ 宿河原五丁目 どんど焼き【2023年1月13日号】

シェアする
伝統行事を次代へ 宿河原五丁目 どんど焼き【2023年1月13日号】
点火後、一瞬にして燃え上がったやぐら=主催者提供

 門松やしめ飾り、書き初め等を燃やして1年の無病息災を願う伝統行事「どんど焼き」。宅地化などが要因で多摩区内でも減少傾向にある中、宿河原五丁目町会のどんど焼きが1月8日、多摩高校近くの多摩川河川敷で開催された。

 1980年から40年以上続く行事を絶やさぬようにと、同町会内の実行委員会を主体に、宿河原四丁目町会も共催。コロナ禍では感染対策のため甘酒提供等は休止しているが、催し自体は中止せず継続してきた。今回は子ども会も連携し、約50人の子どもたちが参加。各住宅を回って正月飾りを回収したほか、会場ではマシュマロを焼いたり、飴のつかみ取りを楽しんだ。

 実行委員長を務めて5年になる竹下秀樹さんは「河川敷があるので続けることができている。子どもたちが一度体験することで、『来年も』とつながっていってほしい」と思いを話した。

川崎市町内会・自治会ページ

住所

神奈川県川崎市多摩区

公開日:2023-01-13

関連タグ

同じ特集の記事