地域で防災意識を高めてもらおうと、町田第二地区の中町中央町内会役員は先月中旬、防災ボトル1000本を会員と地区の賛助会員企業に配布した。
500ミリリットルのウォーターボトルの中に非常時に役立つ笛、LEDライト、ウォーターバッグなどが入っている防災用のグッズ。(株)タウンニュース社が制作・発注を行うサービスを活用した。
同町内会は「防災環境部」を配備し、月例防犯パトロールや歳末防犯・防災パトオールなどを実施したり、消防署・警察署から講師を迎え、座談会などを行っている。例年の防災訓練はコロナ禍で20年より実施できず、なにか代わりに防災を啓発できるものをと、21年度には独自に防災用品のチェックリストを作成し、各世帯に配った。今回はそれに続く、啓発活動の一環。
佐野なが子会長は「災害はいつ起こるか分からない。改めてチェックリストとともに、目に見えるところに置いたり、持ち歩くなどしていざというときに活用してほしい」と話した。