緑区民音楽祭実行委員会主催の第１４１回緑区民音楽祭ふれあいコンサート「ブラスの響宴〜読売日響金管セクションによるブラスアンサンブル」が６月４日、みどりアートパークで開催される。午後２時開演（１時20分開場）。

　同コンサートは、同実行委員会（本渡文代委員長）の設立40周年を記念して行われる。「身近な場所でよい音楽に触れ、音楽を通じてふれあいの場を作ろう」との思いで１９８３年に設立された同実行委員会。設立の翌年２月に千住真理子氏らが出演した「緑弦楽四重奏団演奏会」を実施し、その後は地域の若手音楽家の発掘や支援を目的とした新人演奏会出演者オーディションなど定期的にコンサートを開催してきた。

　本渡委員長によると同実行委員会はこれまで、フィリアホール（青葉区民文化センター）建設に関する横浜市への陳情のほか、緑公会堂へのグランドピアノ設置などに関わってきたという。

特別レッスンを

　40周年を記念したコンサートには、読売日本交響楽団の首席奏者・長谷川潤氏（トランペット）をはじめとする名だたる11人の団員を招く。

　同実行委員会は今回、コンサート終了後にプレミアムレッスンの実施を計画している。区内公立中学校の吹奏楽部員（１、２年生）が対象で、トランペット、トロンボーン、ホルン、チューバの楽器別の講習を受けることができる。費用は観覧料のほか５００円。

　チケットは４月12日（水）からみどりアートパーク、三笠勉強堂、山響楽器店中山店で販売を開始する（一般２５００円、高校生以下１５００円）。

　本渡委員長は「おかげ様で40周年を迎えられた。読響による素晴らしい演奏をぜひお楽しみください」と呼びかける。