横浜中華街で食パンがおいしいベーカリーがリニューアルオープンします。「うさぎ」(りすに間違えられることも多いそうですが…)の特大看板がひときわ目立つベーカリー『ちょっと待ってぇー』。「こんなおいしい食パンがあるのに素通りしちゃうの!?」という思いが込められた、インパクト抜群の名前の通り、魅力的なパンがたくさん並ぶベーカリーです。
横浜ゆかりの有名ベーカリープロデューサーがタッグ
『ちょっと待ってぇー』は、ベーカリープロデューサー岸本拓也さん※がプロデュースしたお店で、2021年11月にオープン。昨年8月に一旦クローズし、今年4月8日に中華街で食べ歩きできる小物パンを新たに取り揃えてリニューアルオープンしました。
※岸本さんは大学卒業後、横浜ベイシェラトンに入社し、広報・ブランディング・マーケティングなどを担当。20代後半で独立し、今では『考えた人すごいわ』『これ半端ないって!』など、一度目にしたら忘れられない店名と店構え、そしておいしいしパンを武器に国内外に進行中も含めおよそ400店舗以上をサポート。このほど自身が手がけたお店が、全国47都道府県を達成したという大人気のベーカリープロデューサーです。
リニューアル後に運営するのは、介護に関するコンサルタント業務を営むケア・メディ株式会社(本社・東京都)。介護関連事業の運営サポート以外にも何か利用者の満足度の向上に貢献できることはないかという思いから、飲食事業への出店を決めたそう。オーナーの正能達也さんは「街の人たちに愛されるパン屋を目指し、今後は介護施設でもおいしいパンを提供できれば」と笑顔で話してくれました。
おいしい食パンはもちろん中華街ならではの新商品も!
定番!おいしい食パン「朝の贅沢」
定番のプレーンの食パン「朝の贅沢」(980円)は名前に偽りなし!口に入れた瞬間、キメが細かくしっとりとした食感と国産バターの甘く芳醇な香りが広がります。喜界島産のざらめ糖やフランス産アカシア蜂蜜をはじめとする希少なヨーロッパ産蜂蜜が使用されており、毎日食べても飽きない食パンです。
中華街の食べ歩きにおすすめ「ビーフカレぇーパン」
リニューアルオープンに際して、食パンだけでなく惣菜や菓子系の小物パンも充実。中華街散策の食べ歩きにちょうどいい「ビーフカレぇーパン」(380円)はカレー好きの記者も大満足の逸品!牛肉と野菜をじっくり煮込み、スパイスの旨味とコクが楽しめるカレーに、福神漬けを入れ、自慢のパン生地で包んでいます。衣にはコーンフレークが使用されているのでザクザクした食感も楽しい。また、チーズ好きには中にチーズがたっぷり入った「チーズカレぇーパン」(440円)も。2種類のカレぇーパンは、熱々揚げたてを購入することができます。
カレーライスだけでなく、カレーパンにも福神漬けって合うんですね。新たな発見!
中華街限定!ごま団子風塩パン
人気の塩パンに、自家製ごまあんと求肥を巻き込まれてます。あふれ出したバターで底面はさっくり、中は求肥でもっちり。バターの塩味と黒ゴマあんの優しい甘み。このあまじょっぱさがたまらない!
「最近は塩パンが大人気ですね。数量限定のトリュフ塩パンもお酒のお供におすすめですよ」と岸本さん。ワインのおもたせにもぴったりですね。
「かねふく」の明太子がたっぷり入った食パンや、ふわっととろける「自家製カスタードのなめらかクリームパン」など、どれもはずれ無しの美味しさでした。