2022年末の発売開始以来、八王子土産として大変喜ばれているアイテムがある。入浴剤「高尾ホットタブ」だ。
「ホットタブ」とは、八王子市内の入浴剤メーカー株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレットが2012年に販売を開始したタブレット状の商品。ドイツの温泉をヒントにしており、浸かっているだけで重炭酸イオンが血管内に浸透し、血流が一気に促進される。
- 入浴後も体温が上昇し、睡眠の質の向上、老化防止、免疫機能向上などの健康効果が見られる。「様々な不調が改善される」と言われており、特に「疲労回復」で悩む人に好まれているそう。ちなみに2023年4月、これまでの累計出荷数は3億錠を突破した。
「高尾ホットタブ」はそのホットタブの八王子限定バージョン。通常のホットタブに睡眠を促進する有効成分を追加している。なお「高尾」というネーミングはもちろん、八王子の観光名所である「高尾山」から。
- ただ、商品は名前を拝借しただけでなく、パッケージはすべて高尾山薬王院で「護摩炊き」されている。開発者の「みんなを健康に」という思いを祈願しているそう。
八王子限定!高尾ホットタブ取り扱い店
では、その「八王子のみ」という高尾ホットタブはどこで買えるのか?
1)はちまるステーション
東京都八王子市旭町1-1 セレオ八王子北館2F
駅直結の八王子のアンテナショップ
2)四季の桜
東京都八王子市高尾町2208
高尾山口駅前にある「お土産屋さん」
3)高尾すみれ庵
東京都八王子市高尾町2208
こちらも高尾山口駅前の和喫茶
4)八王子スカイホテル
東京都八王子市八日町2-3
多くの観光客が利用する地元ホテル
5)八王子すみれ庵
東京都八王子市中町11-8 桑都テラス内
昨年オープンした八王子駅近くの複合施設にある和喫茶
このように駅近、観光地、新名所など八王子市内の「人が集まるところ」で販売されており、大変購入しやすくなっている。
さて、そもそも「累計3億錠」というホットタブはどうしてそこまで浸透しているのか?どのような形で体にプラスになるのか?この大ヒット商品の開発者で、同社社長の小星重治さんの著作「健康SDGs お湯を代えれば命が変わる!」に詳しくある。
・疲れが取れない、眠りが浅い、すぐにイライラしてしまう。 血圧が高い、血糖値が高い、関節痛や肩こりがひどい、カゼをひきやすい。そんな不調や病気、原因不明の痛みの根源は、人体の生命線「血流」の停滞にあります
・本書は、自宅のお風呂でできて、気持ちよくリラックスしながら、不調や病気を解消する方法を紹介する1冊です。 そのカギは、効能の発見者がノーベル賞を受賞した『NO(エヌ・オー/一酸化窒素)』です。
・ぬるめ30分の「重炭酸温浴」は、体内でNOを増やし、お風呂に寝たままで有酸素運動と同等の代謝を促すことができます。 そして誰もが1週間ほどで血流がよくなり、体が細胞から若返っていきます。 続けていけば、体内に蓄積している毒素を出し切ることができ、いま飲んでいる薬も不要になります。
・「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」「真に病を治すのは自己治癒力である」…これは、医聖・ヒポクラテスの箴言です。健康SDGs、地球も人体も無理は続きません。 日本古来の入浴習慣へのひと工夫で、病気知らずの体が手に入ります。体を痛める生活習慣を見直すきっかけにもなります。
重炭酸湯温浴法とは?
ホットタブなら自宅で重炭酸温浴ができる。重炭酸温浴法とは、36~41℃以下のぬるめの湯に30分以上ゆっくり入浴する温浴メソッドです。温浴効果により血行を促進し芯から温まり、疲れをほぐすことができる。
入り方
- (1)夏は36度の体温温度、冬は41度のゆるめの温度に設定
- (2)160リットルのお湯に対しホットタブ3錠を目安に溶かす
- (3)おすすめはゆっくり30分以上の長湯入浴