入管法と移民・難民問題を考える川崎集会実行委員会
市民有志らで構成される「入管法と移民・難民問題を考える川崎集会実行委員会」が7月5日(水)「てくのかわさきホール」(武蔵溝ノ口駅徒歩5分)で緊急学習・講演会を開催する。共催は、反貧困ネットワーク。
当事者が登壇予定
難民認定の申請中でも外国人の送還を可能にする「入管難民法改正案」については6月上旬、参院法務委員会で自民、公明両党などの賛成多数で可決された。これを受け7月5日に緊急開催が決まったこの企画では難民申請当事者やその支援者が登壇を予定している。
当日、講師を務めるミョーチョーチョーさんはミャンマー西部、ラカイン州出身。2006年に軍の迫害から逃れて来日。2023年2月に3回目の難民申請が却下されており今後、強制送還の対象になりうるという。またもう一人の講師、瀬戸大作さんは地元神奈川県の出身。一般社団法人反貧困ネットワークの事務局長として、移民・難民を含む生活困窮者への幅広い支援を手掛けている。
改めて考える機会に
緊急学習・講演会は「入管法と移民・難民問題〜日本社会での共生を考える」と銘打たれており、参加費は800円(資料代/高校生以下、障がい者は無料)。主催者は「私たちに何ができるか、改めて考える機会。入管法の問題に関心を持つ人がゆるやかにつながり、これからの社会に対して希望を見出すことができる集会にできれば」などと話し参加を呼び掛けている。
申込み、詳細問い合せは実行委員会・伊藤さん090・6012・1907。