天王町商店街協同組合（安田峰雄代表理事）が11月26日（日）に公演する「保土ケ谷子ども歌舞伎」への参加者を募集している。

　子どもたちに日本の伝統芸能を継承していくことを目的にした文化庁の地域活性化事業の一環で、２０１３年から地元商店街が主催する取り組みとしてスタート。毎年秋に橘樹神社内の神楽殿で披露され、多くの来場者を集める。舞台上で子どもたちが見得を切ると、飴玉が入った「おひねり」が飛び交う風景は秋の風物詩として定着している。

　対象は小学２年生から６年生で、性別は不問。８月下旬から11月まで天王町コミュニティセンターなどで毎週火曜日の午後６時から８時まで専門家から歌舞伎の基礎や演目の指導を受けながら稽古を積む。参加費は無料（稽古に必要な浴衣・足袋・下着等は各自用意）。安田代表理事は「未経験の方でもしっかりと指導を受けられますのでぜひご参加を」と話している。