伊勢原うまいもの遺産創造委員会（柏木貞俊会長）が新商品「伊勢原 日向 薬師のど飴」を発売。７月26日に日向薬師（内藤京介住職・日向１６４４）で発表会を行いました。日本遺産ブランドを生かした新商品の開発を、地元事業者と協働で取り組んでいる同委員会。伊勢原市内で飲食店を運営する（株）セゾオン（片瀬敏行代表取締役）が開発しました。

開発したのど飴は、伊勢原市の花である桔梗の根を含む３種類の生薬（甘草・陳皮）と伊勢原市内産の蜂蜜を１００％使用。日向薬師で祈祷を行い販売します。開発の背景には、同薬師には目立った名物がないことから、身体の不調全般に効験があるお薬師様にあやかり、始めに不調が出やすい喉に着目し開発を進めたといいます。

発表会には柏木会長、内藤住職と同社の小松哲彰取締役らが出席。柏木会長は「継続は力なりで、今後も事業者同士で力を合わせ、伊勢原ならではの商品を生み出していけたら」、内藤住職は「お薬師さまの功徳を飴に注いだものなので、一人でも多くの方にご賞味いただきたい」、小松取締役は「すっきりとした蜂蜜の甘さで食べやすい飴に仕上がった」とそれぞれコメントを寄せました。

同委員会で開発された商品は、売上の１％が伊勢原市文化財の保護・周知のために寄付されます。

商品は１袋６５０円（税込）。初回販売数は１３００個で、日向薬師と駅ナカクルリンハウスなどで販売中。