役場で栽培のゴーヤ調理
窓際につる性の植物を生育させて、日差しを遮る「グリーンカーテン」を普及させようと、二宮町が役場2階出入口に設置したゴーヤが収穫の時を迎えている。
ゴーヤは役場の向かいにある町民センター内で食事を提供している「ともしびショップ なのはな」で調理され、「夏を乗り切る一品」として調理されて、好評を博している。
二宮町役場のグリーンカーテンは2010年からスタート。美しい花をつけるリュウキュウアサガオを経て、夏の盛りに収穫時期を迎えるゴーヤを3年程前から育てている。
「朝夕の水やりで育つ手軽さも魅力」とゴーヤの世話や収穫を担当している都市部生活環境課の職員は話す。
西日が強く差す役場ではグリーンカーテンを導入したことで室温が6度〜7度下ったといい、「冷房効率を上げ、目にも優しく、さらにおいしく食べられる。春頃に種を植える必要があるので、ぜひ皆さんも導入を検討して」と話していた。
ゴーヤの収穫時期は8月末頃まで。ゴーヤが獲れなくなり次第、「なのはな」での提供も終了。