平塚市に居を構え日本食に大きな影響を与えた明治のベストセラー作家・村井弦斎を偲ぶ「村井弦斎まつり」が9月24日(日)、村井弦斎公園(八重咲町22の5)で開催される。午前10時〜午後2時30分。小雨決行。主催は村井弦斎まつり実行委員会(高久直輝実行委員長)、平塚市教育委員会。
当日は、弦斎の著書『食道楽』に登場する焼き菓子の再現料理の試食や、弦斎考案のレシピをイメージした弁当などが販売される。子ども向けの茶道教室や食育を学べる釣りかるたのほか、弦斎を知ることができる展示やクイズ、紙芝居なども実施される。
弦斎ゆかりの著名人
弦斎は、小平浪平(日立製作所創業者)の家庭教師を務めていたり、大隈重信と親戚だったりと、明治期に活躍した著名人とゆかりがある。今回は弦斎が関わった人を紹介することで弦斎の生き方や魅力を一層知ることができる。
高久実行委員長は「新型コロナや悪天候が重なり4年ぶりの開催となる。弦斎が多くの人とつながっていたように、来場者もまつりを通して色んな人とつながってほしい」と話した。
(問)市社会教育課【電話】0463・35・8124