「川崎フロンターレ」が多摩川の河川名標識をクラブカラーの青と黒にリニューアルした。9月10日に設置場所の川崎市側丸子橋付近でお披露目式を開催。2007年から川崎フロンターレとFC東京の一戦は「多摩川クラシコ」と呼ばれ、9月15日にフロンターレのホーム等々力陸上競技場で行われた。
サポーターと共に多摩川の清掃活動を行った後、式典には、福田紀彦市長、川崎フロンターレから吉田明宏代表取締役社長、鬼木達監督、安藤駿介選手会会長らが登壇し、サポーターや関係者の前で看板の除幕式を披露した。
この企画は、対岸のライバルとなる「FC東京」と合同で行っている。今回から「多摩川クラシコ」の知名度を向上させようと、両岸に設置する河川敷の標識を互いのチームカラーにリニューアル。
11カ所(イレブン)の看板を目指す
多摩川の管理をしている国交省京浜河川事務所の嶋崎明寛事務所長によると老朽化に伴い、修繕を予定していたところ、フロンターレの方から打診され「川を知って頂く良い機会」と話す。
河川名標識がプロスポーツチームのカラーになるのは、全国初。多摩川には、現在81カ所の河川名標識があり、市内で管理しているのは、21カ所。サッカーの11人に合わせて計11カ所の標識を同チームのカラーに修繕を予定している。