南足柄市の大雄山最乗寺が11月18日から27日まで、初めて紅葉のライトアップを実施する。コロナ明け最初の紅葉の季節に新たなイベントを実施することで、観光客や地元住民に足を運んでもらうことが狙いだ。
紅葉の名所として有名な同寺。今回の企画は、今年春に旅行代理店から外国人観光客向けに、紅葉ライトアップの提案があったもの。コロナ前から外国人の参拝者の割合が少なかったこともあり、新たなイベントで市外等から南足柄に観光客が訪れるきっかけになればとの思いで受け入れた。鐘楼堂のモミジの木やツツジ数本と瑠璃門前のモミジの木7〜8本がライトアップされる。午後5時から9時まで。
期間中は大雄山駅からシャトルバスも運行(18日(土)・19日(日)・27日(月)を除く)。24日(金)・25日(土)にはライトアップが始まるまでの約1時間に当日受付の座禅体験・法話も行われる。
担当者は「地域の方々にも夜の最乗寺を楽しんでいただき、お寺や禅について関心を持っていただけたら」と話す。