真鶴町内の飲食店や宿泊施設等に配架し、これまで非買品だった真鶴町案内読本『真鶴手帖』が、12月より一般販売を開始した(B4変形判・2400円税込)。
真鶴手帖は、町の観光グランドコンセプト「幸せをつくる真鶴時間」に沿い、地域独自の観光資源を再認識するための観光冊子として真鶴町が2022年3月に発行。編集、執筆には地元の出版社・真鶴出版などが携わり、行政と民間が連携して企画を練り、真鶴の文化や歴史、暮らし、食、生き物などについて、町民インタビューと共に写真やイラスト入りでわかりやすく解説した1冊となっている。観光客などの町の滞在時間に活用されてきたが、「自分用に欲しい」という声が多く、販売に至った。
今回、販売用に新たに1000部を発行。町役場での販売のほか、郵送販売にも対応している。売れ行きは好調で1月9日現在までに約70部が購入された。
産業観光課では「町外だけでなく、町民の購入も多く好評を頂いています」と話している。また、真鶴出版の川口瞬代表は「写真、イラスト、デザイン、編集を町内のクリエイターチームで制作。30年使える観光冊子として、変わらない真鶴の魅力を知ってもらえたらうれしい」と語った。
問い合わせは、真鶴町産業観光課【電話】0465・68・1131。