文字だけを使って絵画のように描く「かくれ文字絵」を手掛けるアート作家の小林真澄さん(小田原市柳新田)が11月10日(日)まで、小田原駅東口図書館(ミナカ小田原6階)で個展「謎解き・読み解きしま笑(ショー)」を開催している。午前9時から午後9時(土日は6時、最終日は4時)まで。
小林さんが地元で個展を開催するのはデビューした2009年以来、15年ぶり。市民団体「小田原の図書館を考える会」が今年発行した記念誌の表紙を小林さんがデザインしており、そのつながりから同図書館での個展が企画された。
今回は小田原城や、城址公園で飼育されていたウメ子など小田原にちなんだ作品や、へのへのもへじを使ったシリーズ作品など約40点の作品が解説付きで展示されている。
小林さんは「読書をするように絵に込められた意味を読み取ってもらい、楽しんでいただければ」と語った。