福豆を撒いて邪気を払い、一年の健康や開運を祈願する「節分祭」が、高津区内でも各所で開催される。
溝口神社「節分祭」
会場のひとつ「溝口神社」(鈴木敬一宮司/【電話】044・822・3776)の節分祭は例年、午後4時から式典を挙行。約30分後からの「豆まき行事」では、買い物袋などの口を大きく広げ、年男や年女にあたる地域住民などが本殿から撒く福豆や菓子に必死に手を伸ばす姿が、地域の代表的な風物詩として広く知られている。
立春の影響で変動
毎年「節分の日」に行われているこの行事。だが2025年は「2月3日」ではなく、前日の2月2日(日)に開かれる。これは、節分の日付が立春の影響を受けて変動するためで、2021年から約4年ごとに2月2日とする暦となっている。
鈴木宮司は「(4年ぶりの変則日程だが)豆まき行事の規模は、例年同様に行う予定。また開催は日曜日ですので、家族連れなどぜひ、多くの方に楽しんでもらえれば」と話している。