垣内宣子個展〜チェコに魅せられて〜
内閣総理大臣賞など数々の受賞歴のある中原区在住の画家・垣内宣子さんがチェコ共和国大使館内のチェコセンター東京(東京都渋谷区)で、3月17日(月)から25日(火)まで「垣内宣子個展〜チェコに魅せられて〜」を開く。午前10時から午後5時(22、23日は休館)。
垣内さんはチェコを含むヨーロッパ各地を巡る旅を通し、500枚を超える作品を描いている。チェコには1996年、2009年、14年と3回訪問し、これまで50点ほどの作品を描いた。プラハの街並みの美しさやチェスキー・クルムロフの歴史ある姿などをモチーフに扱っている。今回の個展ではチェコの風景を描いた油彩画の大作や、水彩画のスケッチなど選りすぐりの約25点を展示する予定。
チェコの空気を堪能して
同大使館内のギャラリーで日本人の画家が個展を開くのは珍しいという。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団「プラハの春音楽祭」のリハーサル風景を描いた作品を寄贈するなど、大使館と親交も深い垣内さんは「日本にいながらチェコの空気を堪能してもらいたい」と思いを込める。
観覧無料。(問)【電話】03・3400・8129