「横浜丘の手ミュージカルスタジオ」を主宰する岡本隆生さんが、8月からドラマ・リーディング講座を開講するのを前に、シェイクスピア作品を台本に用いた無料体験者を募集する。
かつて、劇団四季で40年以上にわたり数々のメインキャストを演じてきた岡本さん。退団後は、地元横浜でオリジナル作品の脚本・演出、後進の指導に取り組み、実績を上げている。
「ドラマ・リーディング」とは、台本を手にしながら台詞を朗読する演劇手法のこと。身体表現や動きが少ないため、台詞に集中して深く作品の世界に没入できるのが特徴。演劇よりも親しみやすく、敷居が低いと近年注目を集めている。都筑区では初めての試みとなる。
無料体験は7月9日(水)、16日(水)、23日(水)の3回で、午後6時から7時20分。各回6人まで。対象は高校生からシニアまで可。レッスンは「ハムレット」をはじめシェイクスピア作品の名場面を抜粋して行われる。台詞回しだけでなく、呼吸法や発声、開口といった基礎訓練を取り入れ、豊かで柔軟な表現力を養う。ボッシュホールで成果発表も予定されている。
申込み・問合せはメールnoriko-okamoto@ksf.biglobe.ne.jpまたは【携帯電話】080・1010・3878(岡本さん)へ。6月30日(月)締切り(先着順)。