例大祭「川崎山王祭」
稲毛神社(川崎区宮本町/市川和裕宮司)の例大祭「川崎山王祭」が、2025年も8月1日(金)から始まる。
町内みこし連合渡御【8月2日】
古くは「東の祇園」と称され、街道名物の一つに数えられた同祭り。初日は例祭に先だって行われる「宵宮祭」、2日(土)は神奈川県指定民俗文化財の秘式「古式宮座式」が斎行される。同日の「町内みこし連合渡御」は午後1時から4時頃まで実施。約20基の町内みこしが平和通りに集結し、仲見世通り、銀柳街・銀座街を巡り、市役所広場、市役所通りを経て同神社へ向かう。
山王ふぇすてぃばる【8月3日】
最終日の3日(日)の「神幸祭」は、「孔雀」「玉」と呼ばれる男女の神がそれぞれ納められたみこし2基が、午前6時30分頃から氏子23町会を一日かけて巡る。また午後5時10分から、市役所通りで「山王ふぇすてぃばる」と題した有志のパレードと、それに続く形で宮入行列を行う。神輿が神社に帰ってくる宮入は午後8時頃。
期間中、境内では神代神楽、奉納太鼓、奉納演芸などの催しが行われる。露店も約120店立ち並ぶ予定。
山王祭の詳細は同神社公式ウェブサイトで確認できる。