県立相模原公園(南区)にある大温室「サカタのタネグリーンハウス」で、色とりどりの南国の植物が鑑賞できる。
同ハウスには全400種類ほどの植物が育てられており、それぞれのテーマごとに展示を楽しむことができる。メインエリアである「トロピカルガーデン」では、パッションフルーツの仲間であるミズレモン(キミノトケイソウ)やパイナップル、パパイヤ、バナナなどの南国の果実や、ハエトリグサやウツボカズラなど子どもに人気の食虫植物が多く展示されている。
原色の派手な苞(ほう)が特徴的なヘリコニアも見どころの一つである。ヘリコニアは鮮やかな色でハチドリをおびき寄せて花粉を飛ばしてもらう鳥媒花。苞が垂れ下がっているものと上に伸びているものがあり、同ハウスではいずれも鑑賞できる。また、階段を上った先の2階には、サボテンや多肉植物を集めた「カクタスガーデン」も。
開館時間は午前9時30分〜午後4時30分(入館は午後4時まで)。毎週月曜日休館。「トロピカルガーデン」と「カクタスガーデン」は入館料大人100円(中学生以下無料)。詳細は同公園管理事務所【電話】042・778・1653へ。