厚木市は10月26日(日)、市制70周年記念「2025あつぎ環境フェア」を厚木中央公園で開催する。これは市の環境基本計画に掲げる「環境に優しく、自然と共生するまち」や2030年の実現をめざすネイチャーポジティブ(自然再興)に向けて行われるもの。また市内に生息する希少な生き物のミニチュアフィギュアもカプセルトイとして限定で作製された。
あつぎ環境フェアは、2007年に始まり、厚木市環境基本計画に掲げる「環境に優しく、自然と共生するまち」を推進するために市民・企業・団体・行政が一体となり実施され、13年からは2年に1度開かれている。24年には県内で初めてネイチャーポジティブ宣言が発出され、さまざまなブースが出展され、環境問題を呼び掛ける。
今年も環境に関する市民団体・企業・大学などが「カーボンニュートラル」「3R(リデュース・リユース・リサイクル)・ごみ問題」「自然環境保全」「美化衛生・動物愛護」「地産地消」をテーマに33ブースを設置。電気自動車の給電デモをはじめ、太陽光を利用したソーラークッカー、間伐材を利用した木工教室などが行われるほか、市民が日常生活で不要になった品物を持ち寄る「市民ふれあいマーケット」もある。
オリジナルフィギュア
イベントを主管する厚木市環境政策課では、市内の希少な生き物を知ってもらい、環境問題について考えてほしいと、オリジナルミニチュアフィギュアを作製した。
フィギュアは、アカハライモリ(両生類・絶滅危惧I類)、シュレーゲルアオガエル(両生類・準絶滅危惧)、ホトケドジョウ(魚類・絶滅危惧IB類)とミクリ(単子葉植物・絶滅危惧II類)―の3種類で、カプセルトイとして各300個が限定販売される。
イベントは厚木中央公園(寿町3の2)で午前10時から午後3時まで。雨天決行。問い合わせは同課【電話】046・225・2749まで。












