地域住民の市民活動の場、観光客の休憩所として親しまれている市施設「小田原宿なりわい交流館」(小田原市本町)で10月10日から、まち歩きマップが配られている。
8月から同施設の運営管理を行う小田原市観光協会(外郎藤右衛門会長)では「まち歩き観光」に力を入れており、なりわい交流館に立ち寄った観光客の周辺への回遊性を高めたいとマップを作製した。
持って歩きやすいようにとA4サイズで、表面では飲食や買い物ができる店舗、松原神社や「海へと続くトンネル」といった観光スポット、デザインが施されたマンホール蓋などをかわいらしいイラスト入りで紹介。裏面では、それぞれの店舗情報や見どころを掲載している。
配布開始から観光客に「かわいくて分かりやすい」など好評で、紹介店舗からも「こういうマップが欲しかった。自分の店にも置きたい」との声が届いているという。
市観光協会の担当者は「地域の魅力を発信して、皆様にエリアを楽しんでいただきたい」と話している。












