国土交通省から道の駅として登録され、2026年11月にオープニング式典を控える松田町寄の「やどりきテラス〜清流の里〜」。本格始動を前に、2026年10月から町が直接運営する体制に変わっている。
同施設は老朽化した寄(やどりき)自然休養村管理センターを改修し、サウナや物販スペースを拡充 して2026年5月にリニューアルオープン。これまでは、周辺にある寄みやまグラウンドやテニスコートなど一帯の施設を、地元住民らでつくる第三セクターの「有限会社みやまの里」が指定管理者として運営を担っていた。
ところが、リニューアル後に施設の機能が増えたことで、物販の売り上げ集計や入浴施設、トイレの清掃・管理など、現場の職員が担う業務が増加。松田町によると、みやまの里では増えた業務に対応する人員を確保しきれず、2026年6月に運営の継続が難しいとの意向が示されたという。
松田町は直営に向けて2026年8月からみやまの里と業務の引き継ぎを行い、日々の作業内容や仕事量を把握。経理や商品の棚卸しなど一部の業務を役場の職員が担うことで、施設で働く職員の業務負担を減らす体制とした。現在は町職員1人と、町が雇用する職員2人で運営にあたっている。
一方で、町は現在の人員体制について十分ではないとの認識を示している。2026年11月の道の駅としてのオープン後はさらなる利用者の増加を目指している中で、状況に応じて人員を増やすことも検討しているという。
来春指定管理へ
松田町による直営は2027年3月末までを予定。2027年4月からは再び指定管理者による運営に移行する方針で、現在、新たな指定管理者を公募している。今回は施設の維持管理だけでなく、民間のノウハウを生かし、年間を通じた集客や収益の増加につなげたい考えだ。
担当者は「次の指定管理者が決まるまでのつなぎではなく、町が運営する中で課題や改善点を把握していく。責任を持って取り組んでいきたい」と話した。











