知的障害、精神障害がある2人の絵画作品を発表する「ふたりの作家の物語」が3月26日(火)から4月2日(火)まで、ギャラリー而今艸(じこんそう)で行われる。
出展するのはアトリエ「あーとスタジオ源」に所属する本間はるかさんと佐々木つくみさん。本間さんはさまざまな素材を試しながら、ペインティングナイフやエアスプレーなどを用い、佐々木さんは動物をメインテーマにクレパスや色鉛筆を使い絵画を制作。約50点の作品を展示する。同スタジオの責任者である福家健彦さん=人物風土記で紹介=は「障害の有無に関係なく、純粋なアート作品としての評価を問いたいと考えている」と話す。
また、28日(木)と29日(金)には、さまざまな感想を引き出す手伝いをするファシリテーター(調整役)を交えた対話型の鑑賞会、30日(土)にはスタジオメンバーと軽食などを共にする交流会も予定。
入場無料で午前11時から午後6時(最終日は午後5時)。対話鑑賞会の時間は未定、交流会は午後2時からの予定。問い合わせは同スタジオ【電話】045・341・0955。