花のお寺常泉寺(青蔭文雄住職)で、例年より早く黄色の三椏(みつまた)「黄瑞香」が見頃を迎えた。紅白のしだれ梅と同時に見られることは珍しく、参拝者を楽しませている。
三椏の名所「かながわ花の名所100選」選定
同寺は、「かながわ花の名所100選」に選定された三椏の名所として知られる。黄瑞香は三椏の原種で、三椏より幹が太く花も大きいのが特徴。例年3月上旬頃に見頃を迎えるが、今年は1カ月ほど早く咲き始め参道や境内を黄色に染めている。開花の早まりは、暖冬の影響とみられるという。
気候次第で開花が早まる可能性?
同寺は、「咲き始めてから寒の戻りもあっため、例年よりも長い期間花が咲いている印象。今月いっぱいは美しい黄色の花が楽しめると思う」と話した。まだ咲いていない赤色の三椏も、今後の気候次第で開花が早まる可能性もあるという。
午前9時から午後4時30分(入場4時まで)。守華代300円。最新の開花状況は問い合わせを【電話】046・267・8789