大磯町在住の木版画家・竹村健さんの個展が、元麻布ギャラリー平塚で6月19日(金)から24日(水)まで開催される。「2020 beyond the covid19」と題して、木版画と絵画、「刻画」およそ50点を紹介する。自ら名付けたという「刻画」は、木板や厚紙に彫刻と着彩を施す技法の作品。
竹村さんは1956年生まれ。俳優業と並行して木版画を制作。撮影中の事故が転機となり、版画制作を本格的に始めた。生きることの不思議や命の意味を主題に創作を続けている。画廊や百貨店などでの個展多数。
「歴史的な転換点に立つ今、生き方や価値観が変化していく。命への感謝や歓びを捉え直すチャンスでもある。芸術と文化の存在意義もさらに大きくなる」と話す。
観覧無料。午前11時から午後6時まで。期間中は毎日、作家が在廊する予定。JR平塚駅北口から徒歩約4分。東横イン湘南平塚駅北口1の1階。問い合わせは同ギャラリー【電話】0463・22・7625。