例年10月中旬に行われ、秋の風物詩として親しまれる「ふじさわ江の島花火大会」について、市や市観光協会などから成る実行員会は先月26日、今年の開催を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、「今年度の開催は困難」と判断した。
昨年に続き2年連続の見送り
中止は小田急線片瀬江ノ島駅の改修工事などを理由に開催を見送った昨年に続き2年連続。約3千発が夜空を彩る同花火大会には2018年には8万5千人が訪れており、「三密」回避や来場客の安全確保などを総合的に検討した結果、中止を決定した。来年以降については社会状況を見極めながら、開催方法などを検討するとしている。
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