10月25日、30日〜11月1日に開催予定
「KAWASAKIしんゆり映画祭2020」が、10月25日、30日〜11月1日に開催予定であることが9日、同実行委員会により発表された。
同祭は市民がボランティアで企画や運営を担い、川崎市の「芸術のまち構想」の一環として1995年に開始。今年で26回目を迎える。
再スタートの年に
2019年の開催時に、ドキュメンタリー映画「主戦場」の上映見送り(後に最終日に上映)が問題となった同祭。昨年末には運営組織立て直しのために実行委員会を発足。同祭が目指す理念を掲げ、今年の映画祭実施を検討してきた。
今年度の実施を目指して力を尽くす
一方で新型コロナウイルス感染症拡大が深刻化。8月に同祭HPで出された報告の中で、安岡卓治実行委員長は「一時は、映画祭打ち切り、実施中止などの声も上がりました」とコメント。
野外上映会や中学生対象の映画制作は中止になったが、「昨年の事態の精査を含め新たな映画祭の再生に向けて今年度の実施を目指して力を尽くしております」としている。
上映作品や詳細は今後、同祭のHP、SNSで公開されるという。