自慢の味を詰めた「旬の味覚の玉手箱」
八王子インターチェンジの近くにある「懐石鶯啼庵」(八王子市尾崎町)がこの春から、テイクアウト料理の提供を開始した。過去にケータリングで培った技術を生かし作り上げたもので、その味と雰囲気を自宅などで堪能できるようになった。
「旬の厳選食材の持ち味を最大限に引き出し、香り彩り、食感にも気を遣った鶯啼庵ならではの料理で、至福のひとときをお楽しみください」。料理長の安澤誠一さんは自信を持つ。
テイクアウトメニューは6種ある。
【2日前の午後6時までの注文が必要】
- 楽弁当 3,240円(税込)…季節を詰めた料亭品質のお弁当
- うぐいす 4,320円(税込)…旬の味覚を匠の技で調整した二段重※対象人数:1、2名
- はごろも 5,400円(税込)…厳選食材を使用した贅沢御膳※ふかひれの玉〆付(2)※対象人数:2、3名
「脂の乗った銀鱈の西京焼きや和牛のローストビーフ、香り立つ春野菜、利尻昆布の旨みを凝縮した自家製昆布巻がすべてのお料理に入っており、料理の種類により、鮑や伊勢海老、雲丹といった上質で豪華な食材を使用しております。どうぞ、弊庵特製の『旬の味覚の玉手箱』をご賞味いただき、初夏の雰囲気を目で舌で感じていただければと思います」
いずれも注文は鶯啼庵のホームページ、または電話にて。引き渡しは午前11時から午後6時30分までの間で指定できる。
庭園は初夏の彩りに
「お越しいただい際はぜひ庭園を楽しんでいただきたいです。庭園を散策した後、テイクアウトをされるお客様もいらっしゃいます」。フロントの佐々木美絵さんはそう呼びかける。
開業28年目を迎える鶯啼庵は京懐石をベースにした料理、宮大工が手がけた数寄屋風の建物だけでなく、四季折々に様々な表情を見せる「庭園」も大きな魅力の一つ。
「桜が終わると庭園は初夏の彩りに様変わり。しゃがやつつじ、一輪草などの山野草も其処彼処に咲き始めております」
およそ3,000坪の敷地には滝が流れ、錦鯉が優雅に泳ぐ池もある。そんな庭園を散策すれば、コロナ禍でストレスのある日常生活をリフレッシュすることもできるはず。
◆テイクアウトご予約専用フォーム