小田原にゆかりある作家・尾崎一雄にまつわる企画展「素顔の尾崎一雄―未公開の書簡と写真から―」が5月16日(日)まで、小田原文学館(小田原市南町2の3の4)で開催されている。
県立小田原中学校(現・小田原高校)在学中に文学に熱中し始めたという尾崎。1937年には自分と松枝夫人をモデルに、貧乏作家夫婦の生活をユーモアをもって描いた『暢気眼鏡』(のんきめがね)が第5回芥川賞を受賞した。
同展では遺族などから寄贈された尾崎の写真や書簡などの資料を展示する。
午前10時から午後5時まで。月曜休館(5月3日(月)は開館)、5月6日(木)も休館。入館料は大人250円、小中学生100円。(問)中央図書館【電話】0465・49・7800