多彩な保育サービスを提供する子育て支援の拠点「こどもの城」が4月1日、やまと公園近くにオープンした。3月26日には、完成披露会が行われ、大木哲市長、井上貢市議会議長などによるテープカットが行われた。公私連携型保育所を備えた複合型施設で、市が土地・建物の貸付を行い、民間事業者の県央福祉会が運営を行う。
こどもの城は、1階に公私連携型保育所ななつぼしが入り、0歳から2歳児の保育、一時預かり、休日保育、延長保育、病児保育、子育て相談、幼稚園での活動時間前後に子どもを預かる送迎ステーションを配置。2階には、地域の子育て支援拠点「こどもーる大和」が入る。また、災害時にはこどもーる大和のスペースを、赤ちゃんや母親に特化した避難所として活用する。
外観は子どもたちが通う際に楽しさを感じてもらいたいと、西洋のお城をイメージ。入り口には市長のアイデアで、本棚で作られた門が設置されている。
完成披露会で大木市長は、「さまざまな子育て支援の事業をより利用しやすく進化させ、効率的かつ一体的に実施できる建物。子どもたちの笑顔に溢れ、地域の皆様にも愛される拠点になるよう努めていく」と話した。
こどもの城の各種サービスへの申込み、問い合わせは、社会福祉法人 県央福祉会【電話】046・260・1055へ。