横浜ベイシェラトンの「神奈川朝食」とは?
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズの2階、オールデイブッフェ「コンパス」では、神奈川県産の良質な食材を使ったメニューを取り入れた朝食が提供されています。これが「神奈川朝食」です。
「神奈川朝食」に新メニューが登場
地産地消や食品ロス削減への工夫もされた「神奈川朝食」では、全50種類以上のメニュー内に、シェフの厳選素材を使った県産こだわりメニューが取り入れられています。そんな神奈川朝食に今冬、新メニューが追加されました。
横浜のご当地ラーメン、「サンマ―麺」
戦前、横浜市内の中華料理店で調理人たちのまかないとして誕生したと言われているのが「サンマ―麺」です。あっさりとした醤油ベースのスープにとろみをつけ、シャキシャキの野菜やお肉のあんがのった人気ラーメン。熱々たっぷりのあんが体を温めてくれる新メニューです。
三崎漁港の「三崎マグロ」を漬けで、ネギトロで、フライでも!
神奈川県三浦市にある三崎漁港は、世界各国から旬のマグロが集まり、日本でも有数の水揚げ量を誇っています。そんなマグロの町、三崎から届く「三崎マグロ」を、神奈川朝食では“漬けマグロ”や“ネギトロ”、“マグロのフライ”といったメニューで提供しています。さらには変わり種の“マグロのテール(日替わり)”もあるので、マグロ好きの人にはたまらないかも。
美味しく食べて、地産地消やSDGsに貢献しよう
新メニュー以外にも神奈川朝食には県内の食の魅力がたっぷり。気になるラインナップは以下、以前の「取材レポ」からご紹介します。
1.地元神奈川の新鮮野菜
横浜市内の農家からシェフが厳選した旬の野菜が並びます。また、ホテルからでる食品廃棄をホテル内で堆肥化した食品資源で栽培された三浦産のエコ野菜も使用されています。
2.大山のとうふ
神奈川県大山は、日本有数の豆腐の名産地。丹沢の美味しい水と良質な国産大豆100%を使用し、天然にがりで固めた、こだわりの詰まったお豆腐です。味は、甘みがあってまろやかで、大豆の香りも感じられます。
3.川崎市浅田の手作り納豆
一つ一つ手織りの経木に手で詰めて作られた納豆です。
4.湘南そだち米「はるみ」ブレンド
ご飯のお米は、かながわブランドでもある「はるみ」ブレンドです。ツヤと甘み、程よい粘りがあっておかずがすすみます。
5.走水のわかめ・アカモク
横須賀市走水で種の採取から行う、天然もののわかめは、暖かいおうどんでの提供です。小ぶりの器なので、お子さんが食べるにもちょうどよい分量です。
最近人気のアカモクも走水産。ミネラルたっぷりのねばりと磯の香りが楽しめます。こちらも、一口サイズなのが、色々食べたい私には嬉しいです。
6.愛川町のこだわり卵
丹沢連峰の空気で育った元気な鶏が生んだ新鮮な卵。温泉卵とゆで卵で並びます。ほかにも、オムレツやオムライスもオーダーできます。
7.本カマスの干物/あじの開き
天然塩と国産魚を使用した干物は、朝食の定番。その場で仕上げ焼きをしてくれるので、温かく柔らかい状態で食べることができます。
8.豚肉焼売
神奈川として欠かせない横浜中華街の老舗店「大珍僂」の「豚肉焼売」も。国産食材を使用した、お店の人気メニューです。
9.湘南しらす
相模湾沿岸で獲れる「湘南しらす」。地元では生しらすも人気ですが、鮮度抜群なまま茹で上げられた「湘南しらす」もご飯にはぴったりです。神奈川県名産品としてブランド登録されています。
10.小田原の梅干し
小田原産の梅を漬け込んだ梅干し。程よい酸味とうまみがたまりません。小梅なので、2個3個と食べたくなります。
こうしてみると、改めて神奈川県には海と山があり、自然の恵みを受けた美味しい食材が豊富なことに気づかされます。地産地消は、地元の活性化というだけではなく、移動距離が少ないという面からはSDGsにも貢献しています。