「大人の塗り絵」を学ぶ話題のカルチャーサークル、ぬり絵アートの会が主催する作品展示会が横浜市南区の吉野町市民プラザで4月19日まで行われる。色鉛筆などで色を重ねて幻想的な風景を表現した、生徒の作品が約100点並ぶ。
大人の塗り絵は手先を動かすことで脳の活性化や集中力アップに効果があるとされ、近年、テレビ番組など複数のメディアが注目。認知症予防や、趣味の幅を広げたいというシニア世代を中心にブームとなっている。
同会は大岡地区センターや別所コミュニティハウスなどを拠点に活動し、それぞれ月1、2回、教室を開いている。現在は約80人が在籍し、色鉛筆やクレパスを使って創作活動に取り組む。同会の代表を務める原辰男さんは「コロナ禍で活動時間が制限される中、どの作品もクオリティが高い仕上がりとなっている。多くの方に見ていただければ」と呼び掛けている。
作品展の時間は午前10時から午後3時まで。入場無料。問い合わせは原さん【電話】045・721・9806