「かわさき応援ガールズ・ハニートランス」
川崎を拠点に活動しているご当地アイドルグループ「ハニートラップ」が2021年4月18日、カルッツかわさき(川崎区)で最後のステージを披露した。この日を境にグループ名を「かわさき応援ガールズ・ハニートランス」に変え、新たな一歩を踏み出すことが告げられた。
ワールド女子プロレス・ディアナ10周年記念大会に花を添えようと登場したハニートラップのメンバーは、リング上で踊りながら数曲を熱唱。コロナ禍で活動できなかった間も応援し、この日も会場に駆け付けた地元ファンらに感謝のメッセージを届けた。リーダーの梨元陽葵(ひより)さんは「ハニートラップとしての6年間の経験を糧に、謙虚な気持ちを忘れず活動を続けていきたい。人とのつながりを大切にし、皆様に愛されるユニットをめざします」と決意を込めた。
「壁を乗り『越え』川崎を盛り上げたい」思いを込め
真面目さを信条に掲げながらも、その誘惑的な名称から自らの活動を妨げてしまう場面もあったという同グループ。新しくグループ名に使った「トランス」は「越える」という意味を持つ。「沈みがちな時期だからこそ、壁を乗り『越え』川崎を盛り上げたい」という思いを込めた。今後は地域や商店街などで、ボランティアや支援活動などに取り組み、川崎の魅力を発信していきたいとしている。