再始動
ケガと弁当は自分持ち─。そんなフレーズを掲げ、子どもたちが自分の責任で自由に遊ぶ環境を用意する有志グループ「よこすかプレーパーク」が新体制で活動を本格化させる。
2015年まで、くりはまみんなの公園を拠点に野外イベントなどを実施していたが、ボランティアによる運営継続が困難となり、しばらく休止状態となっていた。これを地域教育コーディネーターの池井将さんと横須賀市議会議員の堀遼一さんが発起人となって再始動する。
「子どもの遊び」もっと自由に
プレーパークは、遊具などが設置されている公園ではなく、森や海岸などの自然豊かな場所で実施するのが通例。日常では味わえない遊びを通じて子どもたちの想像力や好奇心、冒険心を育む。木登りや泥んこ遊び、火おこしなども体験する。
5月29日には、東京湾に面した海浜スペースでプレイベントが開かれ、集まった親子連れなど約30人が磯遊びやロープ遊び、砲台跡めぐりを楽しんだ。今後は、新型コロナの感染状況を見ながら定期的に実施していく考え。取り組みに賛同する人や興味を持つ人に参加を呼び掛けている。
詳細は【携帯電話】080・4327・7787(堀さん)