湘南社は、1881年(明治14年)8月に大磯で発会式を行った相州最初の民権結社で、伊勢原・曽屋・金目など有力民権家のいる地域に支所を設け、1884年(明治17年)後半まで約3年間活動を続けていました。
秦野の民権家の一人には、歌人・前田夕暮の父である前田久治がいます。前田は南矢名の戸長を務めた前田代次郎の長男。1883年(明治16年)家督相続、家業の農業を経営するとともに丹沢山の開発を主張し、自ら玄倉、秩父で山林事業を行っていました。
当日はこのような神奈川県の自由民権運動について講師の野崎昭雄さん(公益財団法人雨岳文庫代表)から話を聞くことができます。
- 7月17日(土)はだの歴史博物館(秦野市堀山下380の3)
- 開催時間~午前10時から正午まで
- 定員35人(申込先着順)。資料代200円。
- 問い合わせ・申し込みははだの歴史博物館【電話】0463-87-5542
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