家庭で使いきれない食品などを寄付するフードドライブが7月17日、中区の「ホテルエディット横濱」で初めて行われ、11人が寄付に訪れた。
同ホテルでは地域貢献の一環で5月から、NPO法人フードバンク横浜の活動に協力。7月から毎月第3土曜日にフードドライブの会場として場所を提供している。「どの位集まるか分からないが、少しでもお役に立てば」(ホテル担当者)と試験的に実施。当日は紙袋にいっぱいの寄付品が届けられ、子どもが自らおもちゃや本を抱えて「使って欲しい」と持ち込む姿もあったという。
食品は未開封で1カ月以上賞味期限がある常温保存可能なもの、日用品は未使用が対象だが、おもちゃ(ぬいぐるみ不可)や衣類(2カ月先の季節の服。今は秋冬物)は中古も歓迎。寄付品はシングルマザーなどひとり親家庭に配布される。
企業の参加呼びかけ
次回の開催は8月21日(土)の午前11時から午後3時まで。運営主体のNPO法人フードバンク横浜では、寄付品の回収や配布する場を市内に増やしていきたいと考えており「職場で取り組みたい、場所の提供が可能など、社会貢献に関心のある企業の方にもぜひ、会場へ見学に来てもらえたら」と話している。問合せは同NPO【電話】045・512・4965。