市内在住でYouTubeチャンネルを持つ「いまただふみ」さんが、横須賀各所の現在と過去を対比させた動画の投稿を続けている。
「YOKOSUKA TIMIME TRAVEL」と題し、今年5月中旬から公開。初回は「横須賀中心街編」として現在は「ベイスクエアよこすか」となっている本町地区を海軍下士官兵集会所やEMクラブの写真をスライドショー形式で編集し、その変遷紹介からスタート。その後は横須賀中央に場所を移し、三笠ビル商店街の名前の由来やかつて存在した三笠橋などを過去の資料写真と自身が撮影した映像と並べながらテロップで解説している。
他の動画では「衣笠地区」「久里浜地区」といったエリアに焦点を当てたものや、「横須賀線」「京浜急行」の電車や沿線上にまつわる今昔をテーマに、自身が実際に図書館のデジタル・アーカイブなどで調べた資料や足を運んで撮影した映像を基に編集・配信を続ける。
当初、動画の編集は初心者だったが、コロナ禍で外出自粛をする中で「YouTubeで動画視聴を始める高齢者が増えたとニュースで知り、自分自身も何となくでしか知らない地元・横須賀を見つめ直す機会になるかも」と思い立ち、趣味としてこの取り組みを始めたという。「動画を見て過去の風景を懐かしんでもらったり、昔の横須賀を新たに知ってもらうきっかけにしてもらえれば」と話す。
10月上旬時点でパート9までアップ。今後も不定期で動画を公開し、最終回となる12回目でこのシリーズを終える予定だという。動画は「いまただふみ」で視聴可能。
BGMとテロップ、映像で静かに進行していく動画