相模原市と市観光協会は、市内キャンプ場17カ所などを特集した、るるぶ特別編集「相模原へキャンプに行こう」を発行した。部数は10万部で、現在市役所や各区役所、市外の飲食店やショッピングセンターなどでも約1カ月間、無料で配布されている。
この企画は、市が進めている「マイクロツーリズム促進事業」の一環。市内に多くあるキャンプ場の魅力を市内外に伝えるとともに、2019年の東日本台風で大きな被害を受けたアウトドアレジャー施設の復興支援効果も期待される。
冊子はAB判フルカラーで16頁。津久井、相模湖、藤野、相模川の各エリアのキャンプ場の特徴や、楽しみ方、近場で立ち寄れる場所などが掲載されている。加えて、夕方から夜まで日帰りでキャンプを楽しむ市考案の新しいキャンプスタイル「Twilight SAGAMIHARA」についても紹介している。
冊子の中には特別付録として「さがみはら謎ときラリーBOOK」を収録。謎を解き、記載の応募方法で申し込みをすると、抽選で相模原ゆかりの商品が当たる。
配布にあたって市は、「相模原のキャンプ場を知らない人が多い。これをきっかけに市内外のさまざまな人が訪れてくれたら」と話している。