<法政大学重量挙げ部>9年ぶり日本一奪還!19度目の快挙!2点差で宿敵破る!

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<法政大学重量挙げ部>9年ぶり日本一奪還!19度目の快挙!2点差で宿敵破る!
大会に臨んだ部員ら=同部提供

「第67回全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会」

 川崎市中原区木月大町に合宿所を構える法政大学の重量挙げ部が、12月7日から9日にかけて埼玉県で行われた「第67回全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会」で日本一に輝いた。9年ぶり19度目の快挙。大会8連覇していた日本大学を2点差で制した。

 全国の強豪10校が出場し、階級別の10人の合計得点で争う。

 61キロ級、67キロ級、73キロ級は各級で2位と好調な滑り出し。81キロ級と89キロ級では大会1カ月前に主力が負傷したため点数を伸ばせなかったが、続く96キロ級で3位に入り、流れを取り戻す。102キロ級ではエースの田宮翼選手(2年)が6本中5本成功で1位に。109キロ級はノーミスで、宿敵・日本大学との接戦に持ち込んだ。

奮闘した澤登選手=同部提供

 最後の109キロ超級にはキャプテンの澤登健太郎選手(4年)と法政二高出身の岡裕智選手(4年)が出場。勝利の条件は、岡選手が接戦が予想されていた日大の選手を1点でも上回ること。同部を半世紀以上率いている小平紀生総監督(上小田中在住)は「優勝は岡にかかっている。1点差でもいいから勝ってこい」と送り出したという。結果、2点差で勝利をもぎとった。キャプテンの澤登選手は「最後まで分からない試合だったので素直にうれしい。チームワークで勝ち取った」と語った。澤登選手は大会記録も樹立した。

創部70年目の意地

 2021年、創部70年を迎えた同部。「節目の2021年、日本一を獲る」と言い続けていたという。夏には東日本対抗でも11年ぶりの優勝を経験。小平総監督は「優勝以外は負けというのが部のスローガン。4年生は最後のふんばりを見せてくれた」と称えた。

住所

神奈川県川崎市中原区

公開日:2021-12-30

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