東京パラリンピックの閉会式にも登場
筋ジストロフィーと闘うシンガー・ソングライターで東京パラリンピックの閉会式にも登場した小澤綾子さんによる講演会が2月20日(日)、市立労働会館(サンピアンかわさき)で開かれる。午後2時から3時30分まで。
「障害を持って働く」をテーマに、「共に働くこと、共に生きること、社会で共に生きよう、諦めなければ夢は叶う」といったメッセージを込め、小澤さんの実体験を交えながら講演。歌声も披露する。
20歳のときに筋ジストロフィーと診断される
小澤さんは千葉県君津市出身。小学生のころから徐々に歩き方がおかしくなり、20歳のときに進行性の難病・筋ジストロフィーと診断された。難病を抱えながらも「今を生きる事」をテーマに、各地の学校や病院、老人ホームなどでライブ活動や講演を行う。歌手活動の一方、外資系IT企業に勤め、主婦としての顔を持つ。
筋ジストロフィーは筋肉が壊れやすく、再生されにくい疾患。筋力低下により身体を動かすことが難しくなったり、呼吸、飲み込みなどに機能障害が出ることもある。
無料。定員は車いす席20人、一般席300人(先着順)。一般席の申し込みは専用ウェブサイト(https://teket.jp/1361/7704)から。車いす席は電話(【電話】044・222・4416)で。